中絶と生命保険
中絶手術に関して、診察時は健康保険が適用されるのですが、手術に必要な金額は全額自己負担となります。
ただし、中絶にも保険が適用されるケースがあります。「流産」や「重い病気で出産に耐えられない場合」など、場合によっては保険が適用されるケースもあります。
中絶手術は生命保険の手術給付の対象となるのか?
まず、中絶をする理由は、大きく分けて2つ有ると思います。
1.個人的な理由で任意で行う(経済事情などにより産む意思がない等)
2.医療的判断で手術を行う(切迫早産などの症状名がつく何かしらの原因があり、かつ母体の安全性を勘案し医師の判断のもとに行う)
「2」の理由の場合は支払われる可能性が有りませすが、「1」の理由で中絶を行った場合には支払われる可能性はほぼ無いでしょう。
基本的には、「医療保障」は「治療の為に行ったかどうか?」と言うのが大前提になるからです。
流産や胎児死亡の場合、病気などで妊娠継続が難しいなどの場合であれば、妊娠中絶は保険で保障されます。
支払いの最終的な判断は、保険会社の支払い査定機関が最終判断をしますので、契約している生命保険に一度確認を取るようにしてください。
出産育児一時金について
出産育児一時金とは、妊娠4ヵ月(85日)以上の方が出産した時に、一児につき42万円が支給される制度です。
健康保険で定められている「出産」とは、早産・流産・人工妊娠中絶の事になります。→出産育児一時金の受け取り方
中絶費用を用意出来ない方
中絶費用は、妊娠週が経過するごとに増えていきます。ですので、なるべく早くお金を用意して中絶手術を受ける事が重要になってきます。
たとえば、中絶費用をローンで払ってから返済のお金を用意する方が結果的に、中絶費用を抑えた事になるのです。
院内ローン
院内ローンは、クリニックによって条件やルールが違います。ですので、詳しい内容はクリニックに直接質問する必要があります。
院内ローンが出来るクリニック
クレジットカード
中絶手術の費用は10万円からと高額ですので、中絶費用を分割で支払うという選択肢も考えなくてはいけません。
クリニックによっては、1回払いにしか対応していない所もありますので事前に問合わせが必要です。
クレジットカードが使えるクリニック

お金を借りる前に
キャッシング業者からお金を借りた場合、決められた期日までにお金を返済しなければなりません。
実例を元に、返済にかかる金額などお金を借りた場合のシミュレーションをしてみます。
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